
社長!! こんな会話に心当たりありませんか?
「昨日の修正、また戻ってきたよ」
「承認が止まっている?誰待ち?」
実はこの“往復”が会社の体力を奪います。仕事そのものより、合意→承認→再確認のサイクルで時間が溶ける。ここを先にほどくと、仕事は驚くほど軽くなります。
往復が増える背景はシンプルです。受け渡し(部門間の境目)の条件が曖昧で、決めごとの回し方(ガバナンス)が重い。この2つが同時に起きると、現場は「確認のための確認」に追われます。DXで処理速度だけ上げても、歪みを速く回すだけ。順序を正しましょう。
まずやること(今日からできる3点)
1.部門と部門の「渡す瞬間」に『置き手紙(1枚の約束)』を作る
2.承認の段数とかかる時間を数える(事実がすべて)
3.“戻り理由”を1行メモでタグ化(例:仕様不明・資料不足・権限外)

ひと言まとめ
「忙しさの正体は“調整コスト”。DXの前に、構造を軽くする。」
合同会社タッチコア 小西一有