
少しだけ個人的な話をさせてください。
私は社会人キャリアを昭和時代にスタートしました。
最初の2年間は個人営業を担当し、その後、情報システム部門に異動します。
投資開発部(クオンツ部門)や、その推進部門を経て、入社5年目でシステム企画部に配属されました。
以降、キャリアの多くは“企画屋”としての仕事です。
振り返ると、こうした経験を通じて、
IT企画という仕事は経営を正面から見る仕事だと実感しています。
2006年にGartnerへ転職し、
CIO向けアドバイザリーに携わることになりました。
当時、テクノロジーの知識にはそれなりの自負がありました。
しかし、すぐに壁にぶつかります。
海外のアナリストとの議論が、どこか噛み合わない。
理由は明確でした。
経営の理解が足りなかったのです。
ITの話は通じる。
しかし、ビジネスとしての意味づけや意思決定の文脈になると、ズレが生じる。
このままでは通用しない—そう感じました。
そこで、働きながら東京理科大学大学院の専門職学位課程に進み、技術経営修士(MOT)を取得しました。
この課程は、研究者ではなく、技術をビジネスに活かす「高度職業人材」を育成するためのものです。
現場で感じていた課題に対して、理論的な裏付けを得る機会となりました。
その後も、GartnerでCIOアドバイザーとして都合10年以上にわたり、多くの企業の意思決定を支援してきました。
レポートを読み込み、論文に当たり、
海外アナリストに拙い英語で直接問い続ける。
そうした積み重ねの中で、CIOとしての視座と判断軸を磨いてきました。
これまで複数社で社外CIOを務めてきましたが、
・意思決定のスピード
・経営者への説明の正確さ
といった点で評価をいただくことが多くあります。
社外CIOの役割は簡単ではありません。
しかし、
経営とITをつなぐ視点
構造的に物事を捉える力
という点では、お役に立てる余地はあると考えています。
社外CIOとしての起用に限らず、
エグゼクティブ・アドバイザリーとしての関わりも可能です。
現在、60分の無料相談を受け付けています。
ご関心があれば、一度お話しさせてください。
価値があるかどうかは、そこでご判断いただければと思います。
合同会社タッチコア 小西一有
[今週のBlog]
第1回 経営学部の「情報コース」は誰のためのものか?
第2回 なぜズレたのか?—経営学とITの“不幸な分断”
第3回 なぜ情報教育は“作る側の論理”に偏るのか
第4回 プログラミング教育では育たない「IT企画人材」とは
第5回 経営学部に本当に必要な情報教育とは何か