第3回:中堅・中小企業が取り組むべきDXの第一歩―業務モデリングで戦略を業務に落とし込む //DXを進めるとき、多くの企業が「現状業務の可視化」から始めます。しかし、これは改革の本質を外しています。DXの目的は 現状改善ではなく、「戦略を実装すること」だからです。そのためには、エンタプライズ・アーキテクチャ(EA)の考え方を取り入れ、戦略から業務、そしてシステムへと一貫して落とし込むことが欠かせません。
第1回:なぜ「正しい情報」があっても動けないのか //「経営者は正しい情報を持っているのに動けない」 これは情報不足ではなく、心理的な壁の問題です。 なぜ人は分かっていても行動できないのか? その第一歩を考察します。
第5回:戦略的アドバイザリーが拓く未来 //日本企業がDXでつまずく共通点は「構想なき導入」です。効率化や自動化にとらわれ、経営の意志を実装できていないのです。 アドバイザリーは、報告書や外部依存ではなく「考える文化」を残し、構想力を育てます。あなたの会社はどちらの未来を選びますか?
第4回:アドバイザリーが残すものー社内に根づく「考える力」 //アドバイザリーの役割は「報告書を残すこと」ではありません。 社内に根づくのは「問いを立て直す習慣」や「意思決定の自律性」といった“考える力”です。成果物は消耗しますが、文化は企業の血肉になります。外部が去った後に真価を発揮するのがアドバイザリーなのです。
第3回:アドバイザーに必要な資質とは何か //アドバイザーに本当に必要な資質は何でしょうか。 知識や経験は当然として、最も大事なのは「恣意的な情報を提供しない姿勢」です。情報源の客観性と収益構造の透明性。これがなければ、どんな立派な助言も経営を誤った方向に導いてしまいます。
第2回:経営における「情報」の特性とアドバイザーの役割 //「人・物・金」に続く第4の経営資源は「情報」です。 情報は使っても減らず、人々の気持ちを動かす力を持ちます。だからこそアドバイザーには、恣意を排して客観的で公正な情報を提供する姿勢が求められます。無料の情報に飛びつく前に、その出所と目的を見極めていますか?
第2回:DXを誤解していませんか?―IT導入=DXではない //前回(第1回9/15)は、日本が国際的な競争力や生産性の面で厳しい位置にあることを確認しました。その背景には「デジタル化の遅れ」や「生産性の伸び悩み」があるのですが、実はもっと根本的な問題が潜んでいます。それは DX(デジタルトランスフォーメーション)に対する日本社会の“誤解” です。
第1回:なぜ「コンサルティング」ではなく「アドバイザリー」なのか //「コンサルティング」と「アドバイザリー」の違いをご存じですか? 報告書やシステム導入に依存する“丸投げ型コンサル”では、経営の意志は現場に届きません。当社が提供するのは、依存を生まず、自社で考え続けられる仕組みを残す「戦略的アドバイザリー」です。